真夜中の散歩

ただの回顧録

ビルメン回顧録④

休みの朝はセブンかファミマにコーヒーを買いにいくんだけど、2年前から気になっている人がいる。

 

ファミマの夜勤の人だ。

 

たぶん50は超えているおっさん。いるのは22時〜9時なんだけどいつも一人だ。2時とかにコーヒー買いに行くといつもいる。んで、レジ打ちしてもらう。

 

この、2人の瞬間がすきだ。

なにがあるわけでもないんだけど、俺の中での宝物になっている。

 

某市役所

約2年ですね。いたのは。

 

では仕事内容です。

 

日勤の午前中は巡回と事務作業になります。

巡回は9時~11時半くらい。

事務作業は見積もり作ったり、点検工程表作ったりです。

消防設備点検と電気設備点検の日程調整から、市役所との折衝、点検の手順書作成があったので大変でした。慣れればなんて事はないんでしょうけど。

 

午後は定期点検です。

担当制になっていて、個人に割り振られます。

ここからここまでは君の範囲。だから責任をもって、期限内に終わらしてね。

故障、不備があったら業者連絡、先方への説明、日程調整。全部お願いします。

一人じゃできない点検も多く、人を巻き込まないと出来ないのでいい思い出はないです。

 

でもエクセルは出来ることかなり増えたので、そこはよかった。

 

あと最悪だったのは小集団活動です。

これは地獄でした。

最終的には役員の前で発表するのですが、とにかく詰められた。

これはやる気よりも向き不向きがありますね。

休日がなくなります。

 

やりたい奴だけがやってくれ。

 

人間関係

a所長 ドライ。頭良い。短気。電顕ビル管もち。30後半

b所長代理 表向きはニコニコ。清掃担当。30後半

c主任 デブ。気分屋。電顕もち。30前半

d 気分屋。30後半

e 仕事できない。気分屋。40前半

f この中ではいい人。30前半

 

警備もいるんですが割愛します。

 

日勤当直明け公休のローテですが、有給は余裕でとれました。

 

cがボイラのドレンバルブを締め忘れて、床を池にして、下階にも浸水したことがあるんですがこれは愉快でした。

クズにはふさわしい末路ということで。

ただ、言い訳ばかりで謝罪がなかったですね。だからこの後に僻地に飛ばされるんですけど。

 

あとeなんだけど、何かを指摘されると「あっ」と言って申し訳なさそうにして、周りに何も言わせなくする技をもっていました。ずるいよなぁ。卑怯だぜ。

 

通勤距離は一番近くて30分くらいですが、仕事、特に小集団が辛すぎて毎朝途中の公園のベンチに座って頭を抱えてました。

 

唯一の慰めは警備の人との世間話でした。

いろんな人間模様があって、それぞれの人生があって昔話を聞くだけでとても楽しかった。

 

この時期になると市役所の屋上から見た、空を思い出します。

つっても隣の市なので行こうと思えばいつでも行けるんだけどね。

行かねーけど。

 

さぁ、あと2回で回顧録も終了です。

次回は高層ビル。