退職だー!
ビルメン辞めます。
全くいい思い出が無かった。
とはいっても、次もビルメンに似た業種なんですけど、もう少し専門に特化しているので雑用的なことはなくなるかなと思います。
お金は10万だけ上がります。
まぁ、自分のスペックだとこんなもんでしょう。
涙でてくる……
転職理由なんですけど、今の工場が年末で閉鎖なんです。
でホテルに移動って言われたんですけど、雑用がメインなんで行きたくないんですよ。ベッドメイキングとかね。なんで俺がそんなことしなきゃいけないの。
ということで、訣別の証としてこれまでのビルメン体験記を書いてみます。
病院
最初に配属された現場。
最初に行ったときまだ完成していなくて工事音がうるさかった。
新築の匂いが新鮮で、職人さんがたくさんいて賑やかでお祭りみたいな第一印象。
んで、工事も終盤になり、サブコンから設備の説明があるんだけどさっぱり?分からない。だって素人だし、資格乙4しかないし、何も出来ないし、興味もないし、やりたくてやってる仕事じゃないし、今すぐ辞めたいし、ってな感じでしたね!
まだ、設備も稼動してないので何もすることがない。だから、「建物の中をウロウロして疑問に思ったことを上にあげて」って上司に言われるんすよ。
「傷とかもあったら言って」とか言ってましたね。瑕疵対応ですね。
でも、そんなこと言われてもこちらに問題意識は皆無なんです。
だから何も思わない。それが何であれ設備が稼動すればわかることだろ!って思ってて、まぁ、病院内を散歩して日々が過ぎていきます。
あとは、受付対応とか設備PCの操作とかしてましたね。
真面目なひとはノートとってましたけど、自分は疑問が何もないので、ノートにとってるフリをずっとしてました。
あとは、ビルメンの醍醐味人間関係ですね!
これは外せない!
登場人物
aさん 50後半。恐ろしく声が小さい。元陸上部。
bさん 50前半。スターウォーズのヨーダにそっくり。恐ろしく仕事が出来ない。
cさん 30後半。仕事はこの中で一番できる。ハゲ。
dさん 50前半。娘あり。威圧的。
eさん 30後半。嫁あり。いい人。
fさん 30後半。上司。口が悪い。
最初は日勤だけです。朝来て夕方帰る。
で、毎日することもなくウロウロして時間が潰れていって、で夕方に引継ぎとまではいかないですが、今日のまとめみたいのやるんですけど、ある日aさんがミスをするんです。何のミスかはもう覚えてないですが、とにかくミスをしてそのことを夕方上司に言われるんです。
g上司 「これaさんがやったんじゃないの!これ朝言いましたよね!聞いてなかったの!」
aさん 「……」
g上司 「なんで何も言わないの!聞いてます!」
aさん 「……」
g上司 「聞いてるか聞いてないか聞いてんだよ!」
aさん 「……」
g上司 「なんか喋れよ!」
aさん 「聞いて無かったです」←ほとんど聞こえない
g上司 「大きい声で言えよ!」
aさん 「あの、喋るの苦手で……」←ほとんど聞こえない
g上司 「もういい!みんなも気をつけて。」
翌日朝
g上司 「aさんから連絡があって。もう来ないから。」
でしょうね。
aさんが姿を消し、当直明け公休のローテに入ります。日中は鍵の貸し借りとか受付対応で時間が過ぎまして、夜は2人で泊まるんです。自分はbさんと固定です。夜は交代で寝るんですが、一人は防災センターにいなきゃいけないんです。なので眠い目をこすりながら相方が寝てる間は一人で何もすることなく、ただ、いるだけ。暇すぎて地獄でしたね。
そんなある日、業者がきます。
業者「〇〇の件で来たんですが」
bさん「いや聞いてないよ」
業者「本日の予定で入ってるんですが」
bさん「聞いてない」
業者「15時にということなんですけど……」
bさん「帰ってもらっていい?」
業者「……」
翌日朝
g上司「なんで確認しないの?普通連絡とかするんじゃないの!」
bさん「すいません。そこまで気が回らなくて。」
g上司「次は気をつけて!大変なんだから。」
そして、三日後。
業者「〇〇の件で来たんですが」
bさん「いや聞いてないよ」
業者「本日の予定で入ってるんですが」
bさん「知らない」
業者「本日の……」
bさん「知りません」
g上司防災センターに入ってくる。事情を説明される。
g上司「ちょっと待って。これ前言ったよね!何回同じことすんだよ!bさん、俺言いましたよね!」
bさん「……」
この時室内にいたんですが、最悪の空気でしたね~。
そんなこんなでいよいよ開業が迫ります。けれど、新築物件ですからトラブルは無いと思ってたんですが、どうやらそううまくはいかないようです。
ある日曜日の朝。
受信機「火事です火事です」
cさん・自分「ん?」
受信機「火事です火事です」
cさん・自分「なんだなんだ!やべぇ!」
受信機「火事です火事です」
cさん「どうすりゃいいんだ。とりあえず各階見て火事ないか見てきて!」
自分「はい!」
偶然電気系サブコン登場
サブコン「どうしたんすか?」
cさん「なんかよく分かんない ですけど、急に……」
サブコン「誤発報じゃないすかね、ちょっといいすか。」
サブコン 受信機のスイッチをいじる
受信機「……」
サブコン「誤発報すね、後で復旧して下さい」
cさん・自分「すげ~」
自分たちの無力を知る。と同時になるべく早くビルメンを辞めようと決意。
dさんは嫌な奴でしたね。糞野郎だったので最後の方はシカトしてました。
eさんはいい人で助けてもらってました。
思い出を書いてみるとどうしようも無い奴の集まりですね。
次回は次の移動先を書いてみようと思います。